2017-11

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クレナフィン勉強会

クレナフィンの勉強会を行ったので、その覚書。

◆白癬の疫学
・足白癬:5人に1人
・爪白癬:10人に1人の割合(約1200万人)

◆クレナフィンについて
・一般名:エフィコナゾール
・薬価:1本4mlだが、薬価収載はgなので、5900.7円/3.56g/1本。
・適応菌種:トリコフィトン属(爪白癬の原因菌の9割を占める)
・適応:爪白癬のみ
・用法用量:1日1回患部爪全体に塗布(48週:1年を超えて使用しない)

・48週塗布した場合の薬剤料(片足1本/2wと仮定):1本/2w×48w×5900.7円/本=141616.8円/48w

◆臨床試験
・臨床試験では48週間使用し、4週間休薬ののち、52週目に有効性を評価している。爪が全て生え変わるまでに必要な期間は手で半年~1年、足では1年~1年半と言われるので、1年は継続使用することが求められる。
・完全治癒率は17.8%、真菌学的治癒率は55.2%

◆特徴
・爪白癬に適応をもつ初めての外用剤。
 これまで爪白癬に適応のある薬は内服のイトリゾール(イトラコナゾール)やラミシール(テルビナフィン)のみであった。
 しかし、イトリゾールは併用禁忌が多く、ラミシールは肝障害が多く、内服で爪白癬の治療が行えているのは全体の約33%程度であり、残りは爪白癬に適応のない外用薬を使用していた。
・爪への浸透性に優れており、白癬菌の活性化している爪床(3層構造の一番最下層)まで浸透する。
・ハケと一体型、塗布がしやすい。
・60%エタノールを含むので、特異な匂いがある。主剤に光沢があるので、塗布して乾いた後も光沢残る。
・お風呂上がりの塗布がベスト 10分程度で乾き爪に浸透するので、その後は手洗いしても問題なし。
・1~2日でCmaxに到達する。

◆その他
・片足(親指爪含む)に使用した場合約2週間分。
・両手両足の場合、特例で2本処方されることもあるようだ。
・現状、内服薬との併用は認められない。
・ハケがあからさまに汚れたら新しく処方してもらうしかない。

<追記>
◆イトリゾール(イトラコナゾールカプセル50)について
・爪白癬にはパルス療法で用いられる
 1回200mg(4C)を1日2回(1日400mg:8C)を食直後に1週間経口投与して3週間休薬する。
 これを1サイクルとして3サイクル繰り返す(全部で12週間:3ヶ月)。適宜増減アリ。
・薬価:394.8円/1C 
 3か月間での薬剤料:8C/1day×7day/1w×3w/3ヶ月×394.8円/1C=66326.4円/3ヶ月

◆ラミシール(ラミシール錠125mg)について
・テルビナフィンとして125㎎を1日1回食後に経口投与する(服用期間は6ヶ月程度)
・薬価:202.9円/1T
 6ヶ月間の薬剤料:1T/日×28日/M×6M×202.9円/T=34087.2円/6ヶ月

以上。

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Author:こがね
紆余曲折を経て、2012年薬剤師になりました新米薬剤師のブログです。
あくまでも自分のためのブログなので、かなり緩めで適当です。
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