2017-11

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イナビル 何回出てもイイの?

インフルエンザ流行のピークも過ぎ、収束に向かっているというニュースが飛び交う昨今、この薬局ではイナビルの処方がぶり返していた。

そんなイナビルにまつわる印象的な出来事があったので、その覚書として。

当該新患は50代男性。新患でインフルエンザらしく、イナビルとカロナール、オロパタジンが処方されていた。
あまり症状はひどくなさそうで、熱は37度台とのこと。

イナビルは基本的に薬局で投薬時に吸入してもらうのがベストである。
それで、投薬時に当然のようにイナビルを見せつつ、薬局での吸入を提案した。
しかしその時にとんでもない発言がPtの口から飛び出した。

Pt「それね、つい最近も吸ったよ?」

私「はい?今なんて言いました?」

カオスである。

良く聞けば、3/14に高熱で夜間救急受診したところ、インフルエンザであることが発覚。
翌3/15にイナビルを吸入して今に至るということであった。

当該Ptは手帳を持っていたものの、肝心なイナビルは院内処方だったため、手帳に記載が無かったらしい。

でもさ、、、医師に普通話すよね?救急かかってインフルと判明して薬出たって経緯くらい…。
てか、インフルエンザってわかって薬飲んだんならもう少し安静にしましょうよ?
イナビル吸入したって2、3日で治る訳じゃないし。

家で休んでいるのではなくすぐに別の総合病院を受診(しかも奥さん同伴という過保護ぶり^^;)するとは…。

総合病院だから初診料も余計にかかったろうにねぇ。
総合病院を改めて受診するよりも自宅で安静にしていた方が自他ともに被害は最少だったと思うんですけど…。

色々な疑問を抱えつつ、疑義照会してイナビルは当然カットとなった。3日前に吸入したばっかりだしね。
結局カロナールとオロパタジンのみの投薬で、いたずらに周囲にウイルスをまき散らすだけの結果になった訳だ。


そんなことはさておいて。

イナビルが1シーズンに複数回処方されることがあるのか、またその場合休薬期間が必要になってくるのだろうか。

疑問に思ったので、製造販売元の第一三共に電話して聞いていることに。

イナビルは1シーズンで複数回処方されることはあり、処方回数に法的な制限はないとのこと。
但し、その場合はインフルエンザの型が違うことが確認される必要があるとのことであった。

なるほど。インフルエンザの型が違えば当然、抗インフルエンザ薬として複数回使用できるわけだ。

しかし、当該Ptはインフルエンザと診断されてから、3日しかたってないし、その間に別のインフルエンザに罹患したとは考えにくい。だから、どちらにしてもアウトだったね。

うん、勉強になった。

以上。

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紆余曲折を経て、2012年薬剤師になりました新米薬剤師のブログです。
あくまでも自分のためのブログなので、かなり緩めで適当です。
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