2017-11

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痔疾患の薬が臭う!?

私が対応したPtではないが、興味深いやり取りがあったので覚書として…。

当該Ptはもともと痔疾患でプロクトセディル軟膏を使用していたが、急に強力ポステリザンへ変更となった。
さらに使用してみたところ、強力ポステリザンの臭いがきついということでもとのプロクトセディルに戻してほしいとの訴えだった。

そこで、うちの店舗にある痔疾患に使用される主な軟膏の違いについて調べてみた。

◆店舗にある主な痔疾患治療薬一覧

製品名成分薬価使い方性状有効率
ステロイド配合プロクトセディル軟膏
GE:へモレックス
ヒドロコルチゾン5mg
フラジオマイシン7.1mg
ジブカイン5mg
¥22.3/g
GE:¥18/g
1回1個
1日1~3回
黄白色
におい:無orわずか
90.3%
強力ポステリザン軟膏大腸菌死菌浮遊液0.163ml
ヒドロコルチゾン2.5mg
¥25.7/g1回1個
1日1~3回
淡黄色
におい:わずかにフェノール臭
80.2%
ネリプロクト軟膏
GE:ネリザ軟膏
ジフルトルコロン吉草酸エステル0.1mg
リドカイン20mg
¥37/g
GE:23.2/g
1回1個
1日2回
白色~帯黄白色
においに関する記載なし
77.4%
非配合ボラザG軟膏リドカイン54.2mg
トリベノシド271.2mg
¥34.1/g1回1個
1日2回
白色~帯黄白色
におい:無orわずか
70%前後

大きくステロイド配合か否かに分類される。
Ptは強力ポステリザン変更で臭いがきついと訴えていたが、添付文書的にはわずかなフェノール臭という記載のみであった。
機会があればプロクトセディルと強力ポステリザンで実際に臭いをかぎ比べてみようと思う。

使い分けとずれば、炎症がひどい場合はステロイド配合の上記3種類を使用するのが妥当と思われる。
その中でもプロクトセディルは抗菌成分も入っており、痛みがありかつ細菌感染が疑われる場合に使用されるのだろうか。
ネリザは鎮痛成分は配合されているが、抗菌成分は入ってない。

成分はそれぞれ異なるが、実際の使い分けはうちの門前では特に明確に決まってないようで、医師の好みによるものと思われる。
以上。

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紆余曲折を経て、2012年薬剤師になりました新米薬剤師のブログです。
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