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2021-04

自賠責保険で20割請求する理由とは…!

本日、自賠責はなぜ20割で算定・請求されるのか?という質問をボスより受けた。

分からなかったので、調べてみることに。

まずは自賠責とは何か?から。
参考資料:
①医療費の基本と仕組みがよくわかる本
②国土交通省HP:http://www.mlit.go.jp/jidosha/anzen/04relief/jibai/insurance.html
③尾関保英 行政書士事務所:http://www2.odn.ne.jp/~cak58090/jiko/kenpo.htm

自賠責とは正式名称を『自動車損害賠償責任保険』といい、行動を走るすべての自動車とバイクに加入が義務付けられている強制保険となっている。加入は各販売代理店でできる。

交通事故の被害者が死亡した場合は3000万円、
損害の場合は最高120万円、
後遺障害の場合は損害の程度に応じて75~4000万円
を限度に保障される。

自賠責の特徴
①人身事故を対象とする
②支払限度額が被害者1名ごとに定められている。
③被害者が加害者の加入する損害保険会社に直接保険金を請求できる。
④被害者が治療費などの当座の出費に充てる仮渡金制度がある。
⑤保険金が減額されるのは交通事故発生時に被害者に重大な責任がある場合のみ。

ひき逃げや自賠責保険に未加入の自動車による事故などでは健康保険を使うことになるが、政府保証事業制度により自賠責保険と同程度の補償金が自賠責共済から支払われる。

最近は損害賠償額が高額となり、自賠責保険だけではカバーしきれないケースも多い。
そのための多くのドライバーが『任意保険』に加入している。

自賠責保険を使うと、自由診療の扱いとなり各医療機関が自由に価格(点数?)設定することができる。

多くの医療機関が15~20割で請求するが、これは医療機関が緊急治療のため、医師とベットを常に確保する費用負担が大きいとの理由かららしい。
しかし、事務に聞いたところ、10割で請求している薬局もあり、単に薬局の利益を加味した基準のようである。

日本医師会では交通事故の治療費は自賠責保険を優先させるべき、という考え方を持っているが、健康保険を使えないという法的な規制はなく、健康保険を使いたいという訴えに対してこれを拒否することはできないそうである。

しかし、医療機関が健康保険で治療を拒否する理由としては
①自由診療の単価は健康保険の2倍(20割で請求できる)から
②健康保険の様に審査が厳しくない。
というものがある。

要するに、価格を自由に設定できる自由診療のほうが医療機関としては儲かるという訳である。

ちなみに健康保険を使用したほうがいい場合は
①加害者が自賠責保険しか加入していない場合。
自賠責保険での診療は健康保険による診療のお由2倍のため、自賠責保険の支払限度額120万円はすぐになくなる。
②過失相殺が適用される場合。
過失が大きい場合、治療費についても過失相殺があり、加害者の負担すべき治療費も減額されてしまうため。

というケースらしい。

やはり薬局も病院も少しでも利益をあげたいというところなのでしょう^^;

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